【稲葉製作所】建基法対応「フォルタ」発売

積雪荷重150㎝の豪雪型を追加

FS-2218S 豪雪型

「イナバ物置」のブランドで収納庫や物置、ガレージなどを製造・販売する稲葉製作所(東京都)は5月6日、中型物置の新商品「FORTA(フォルタ)」15サイズを先行発売した。主力商品の「NEXTA(ネクスタ)」の後継機種で、将来的にはネクスタ(48サイズ)を超える商品構成とする。ネクスタの販売は今年8月末で終了する予定。

フォルタの主な特長は積雪強度と耐風・耐震補強の2点。
積雪強度は、従来の一般型(1200N/㎡)と多雪型(3100N/㎡)に、耐積雪荷重150㎝の豪雪型(4500N/㎡)を追加した。

主要構造部には強度保証のある指定建築材料を使用し、FSー2614S/HとFS―2618S/Hの4タイプは標準で耐風・耐震補強仕様となり建築基準法の強度基準をクリア。他のタイプもオプションの耐風・耐震補強セットを追加することで同仕様とすることができる。

床面積が10㎡を超える物置を設置する場合は建築確認申請が必要だが、同社は「確認申請時に建築基準法を順守した物置であることをハウスメーカーや工務店、設計事務所にアピールしたい」(札幌営業所)と話す。

このほか、換気ガラリで庫内の温度上昇を抑えたり、扉の合わせ目にパッキンを採用し、ホコリや雨水の浸入を防いだりする特長も。
本体のカラーはミストグレー。扉カラーはチャコールグレーとジェードグリーンの2色から選べる。FS―2218S豪雪型の価格(税込)は22万1100円。

問い合わせ先は札幌営業所。電話011(799)1780。