【YKK AP】移動可能な「小屋」空間を開発

「HACOBASE(ハコベース)」来年発売

YKK AP(東京都)のエクステリア分野から、コンパクトな「小屋」空間「HACOBASE(ハコベース)」が新登場する。11月29日(日)まで都内で開催中の「LIVING TECH Conference 2020暮らしとテクノロジー展」で公開展示されている。




同製品は高性能断熱材とトリプルガラス樹脂窓を備えた高断熱仕様。現製品でも北海道の気候に十分対応できるが、同社ではさらに北海道向けに保温性を強化した製品の開発も検討している。

小型の住宅パネルによるキット製で、定位置に置いて使う固定タイプと、車で引っ張り移動ができるタイヤタイプ(トレーラー)の2種類がある。
サイズはコンパクトだが、屋根や水回り、テラスデッキまで日常生活に必要な要素を凝縮。カスタムオプションセレクト方式を採用し、各人が好みに合わせて自由に選択できる。

同社では、リモートワークできる自由な二拠点生活、海や山などの週末別荘、災害時の避難場所――等の活用を提案。ウィズコロナ時代の新生活プロダクトとして、2021年の一般発売を目指す。
問い合わせ先は同社お客様相談室。電話0120(20)4134。