道 「異業種チャレンジ奨励金」スタート

離職者の早期就職を支援

道は11月から「北海道異業種チャレンジ奨励金」制度をスタートした。新型コロナウイルス感染拡大の影響による離職者の早期就職を支援するとともに、人手不足が深刻な業界の担い手を発掘する狙いだ。

同奨励金は、今年2月28日以降にコロナの影響による解雇や収入の減少による自己都合で離職した人を雇用した場合、雇用事業者と離職者それぞれに支給される。

雇用事業者には1人の雇用につき30万円。離職者は30万円+転居費用(20万円を上限とした実費)が支給される。対象となる職種は、建設・採掘、建築・土木・測量技術者などで建設機械運転工も含まれている。

ただし、総務・経理などの事務職は対象外。過去1年間に同一職種に従事していない離職者を正社員等(常勤かつ1年以上の契約)で雇用し、3ヵ月以上勤務させることが支給条件だ。10月13日から来年3月31日までに就職し、奨励金を申請した人が対象。

申請の受付は11月中に開始される予定。
問い合わせ先は道経済部労働局産業人材課。
電話011(251)3896。