建築関連の企業では、以前より若手人材の確保が深刻な課題となっている。北海道労働局の「職種別、求人・求職・賃金状況」によると、建築・土木・測量技術者の求人倍率は、2020年1月～6月まで、各月とも常に4倍以上で推移している。また、職人の高齢化も進んでおり、総務省「労働力調査」によると、16年の平均で、65歳以上の技能労働者が45.1万人以上なのに対し、20～24歳は14.6万人と、3倍以上の開きがある。こうした厳しい状況の中、ハルキ（渡島管内森町）はインターンシップや出張授業などを通して若手人材確保を実現している。こうした取組みについて取材した。