インタビュー 吉野石膏㈱ 札幌支店長 星野裕之氏

価格競争より付加価値の提案へ

「新築住宅着工戸数は10月以降、減少率が拡大する」。石膏ボードメーカーの国内最大手、吉野石膏の星野裕之札幌支店長は予測する。新型コロナウイルスの影響もあって、今年1~5月の石膏ボードの道内向け出荷量は前年同期比4.3%の減少となった。「道内は石膏ボード価格が全国最低の地域。出荷量の減少は支店の業績の悪化につながる」と懸念する。「業績悪化を防ぐ方法は新たな部位の商品開発と販売拡大」と、付加価値の高い商品提案でアフターコロナを生き抜く意向だ。

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