札幌版次世代住宅 補助金額、申請期間を見直し

スタンダードレベル以上が対象に

札幌市は3月2日、「令和2年度札幌版次世代住宅補助制度」の補助要件や概要をホームページ上で発表した。
補助金交付申請の受付期間は第1回が2021年1月6日(水)~1月29日(金)、第一回受付分の予算に余りがある場合、第2回を同年2月3日(水)~2月17日(水)に予定している。申請額が予定額を超えた場合は抽選によって決められる。
札幌版次世代住宅基準は、積雪寒冷地である地域特性に応じた温暖化対策を推進するための制度。家庭で使用される暖房エネルギー消費量の削減を狙い、国の基準を上回る高断熱・高気密住宅の基準を同市が独自に定めている。
今年度は①補助対象となる住宅②補助金額③補助金の申請方法と工事着手時期制限――の3点が改正された。補助制度の対象住宅や申請期間、手続きなどが大幅に変更されるため、改めて制度の確認が必要になる。

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