LIXIL （東京都）はこのほど、長期優良住宅、ZEH 補助金など、公的な申請に必要となる省エネ計算に対応したビルダー向け無料試算ソフト「水道光熱費シミュレーション」をリニューアルし、2021年4月から始まる“住宅の省エネ基準適否の説明義務化”に対応した、WEB上で使える新サービス「LIXIL 省エネ住宅シミュレーション」の無料提供を開始した。

建築物省エネ法の改正により、2021年4月から住宅の省エネ性能について、設計段階で建築士から施主への説明が義務化されるため、建築士は設計した住宅の省エネ計算を実施し、その性能を正確に伝える必要がある。

同サービスは、住宅の省エネ性能の入力が簡単にでき、各種省エネ関係基準を横断して一括で判定できるというもの。
さらに、申請書類（外皮性能計算書など）も自動で作成でき、説明義務に準じた資料や省エネ住宅のメリットを分かりやすく案内した提案書も自動作成できる。

また、WEB上で作業でき、インターネット上にデータを保管できるため、外出先や自宅のパソコンなど、どこでも作業が可能。