道林業試験場 住宅用建材の需要拡大目指す

新樹種「クリーンラーチ」でCO₂削減へ

2015年12月12日、パリで開催された第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)でCO₂をはじめとする温室効果ガス削減に関する国際的協定(通称パリ協定)が採択された。この協定採択を受け、日本では30年度の温室効果ガス排出量を13年度から26%削減することが目標として掲げられた。
道内でも目標達成に寄与すべく、(地独)北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場(美唄市)主導の下、CO₂吸収率が高く、地球温暖化防止の効果が期待できる樹木「クリーンラーチ」の生産拡大が進められている。

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