道建築技術協会 木質構造セミナー

「耐力壁は枠組壁工法参考に」

(一社)北海道建築技術協会(石山祐二会長)は3月5日、木質構造セミナー「意匠・計画系設計者のための木造建築の構造計画再入門」を札幌エルプラザで開催した。北海道大学の平井卓郎名誉教授が講師を務め、定員を上回る約70人が参加した。

平井氏は、木造住宅の大半を占める2階建以下の戸建住宅が確認申請時に構造計算書等の添付の義務付けが無いことから、北海道特有の積雪や地震による荷重が加わった際、どのように力が伝わり、どこが弱点となり得るかをイメージしながら耐力壁や床組などの耐力要素を効果的に配置する構造計画の重要性を説明した。

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