タカラスタンダード 新ブランド「トレーシア」

ホーローシステムキッチンを一新

タカラスタンダード(大阪市)は、同社の主力商品であるホーローシステムキッチンの新ブランド「トレーシア」を2月25日(火)に発売する。

トレーシアは、従来の中級価格帯シリーズを一新し、新しいプランやリフォーム対応力を備えたホーローキッチン。共働き世帯をはじめ幅広い世代のニーズに応える。

キッチンはここ数年、単なる調理の場からリビングやダイニングとトータルコーディネートされた暮らしの中心の場へ変化している。

共働き世帯の増加に伴い、家事の時短につながる機能へのニーズも増加してきた。

トレーシアは同社独自の「高品位ホーロー」を活かした手入れのしやすさや、自己流にアレンジできる収納、調理のしやすさなど、キッチンに求められる機能が搭載されている。

同社の代名詞である「高品位ホーロー」は、丈夫な鉄のベースにガラス質を850℃の高温で焼き付けてつくられる、丈夫さと美しさを融合させた素材。表面のガラス層が汚れや湿気を寄せ付けず、汚れてもさっと水拭きで落とせる。においもつきにくく熱に強いのも特長で数年後も美しさや清潔さが続く。トレーシアは扉をはじめ、キャビネットの側面や内側、引き出しの底や底の裏など細部までホーローを採用している。手入れが簡単なだけでなく、マグネットが付くため収納物に合わせて自由なサイズに間仕切りできる。鍋やフライパンも立てて収納でき、視覚性や取り出しやすさが向上。

仕切りは簡単に取り外しができるため、家族構成の変化など暮らしの移り変わりに合わせた使いやすい形にアレンジできる。

トレーシアは中高級価格帯のキッチンで約半数が選ぶ人気オプション「家事楽シンク」に対応している。3層構造で「洗う・調理する・片付ける」作業が効率よくでき、まな板から調理くずを直接捨てられる「ごみポケット」などを採用し、毎日のキッチンワークをスムーズにする。

シンクのすぐ下に食器洗い乾燥機を設置する同社独自のプランが選べるため、広い幅で調理スペースの引き出しを確保できるほか、食器を簡単にセットすることができる、間口の広い60㎝幅の食器洗い乾燥機を選択できるなど、家事動線に徹底的にこだわった。

近年、人気を集めるスタイリッシュなインテリアにマッチするコンクリート調の扉をホーローで再現。そのほか、定番のホワイト系やグレージュ系の木目、アンティークカラーも取りそろえ、同社のホーローシステムキッチンでは最多となる18色の中から選択できる。ショールームではトレーシアの象徴的なデザインのコンクリート調のプランを展示する。

間口255㎝、足元スライドタイプシンプルプランが46万2000円から。年間目標販売数は全国で3万セット。

問い合わせ先は同社北海道支店。電話011(862)6111。