カネショウ古谷商行「大展示即売会」

過去最多の318人が来場

建築金物・建材販売のカネショウ古谷商行(札幌市、古谷隆社長)は1月22日、第47回「大展示即売会」を札幌市東区の札幌総合卸センターで開催し、工務店の関係者や大工職人など318人が来場した。同社によると、来場者が300人を超えたのは初めて。

札幌市内は例年2~3月に建材問屋・販売店による展示即売会が相次いで開かれる。同社はその先駆けとして毎年1月に開催している。

今年もマキタ、日立工機など大手電動工具メーカーのほか、LIXIL、ゼオン化成、ケイミューなど住設・建材メーカー約40社が出展し、主力商品や新商品を展示した。

今年は初めてリフォーム専門コーナーを設置。住設機器やサイディングのリフォーム向け商品を展示したほか、ボイラーの取り換えなどの相談にも応じた。

古谷商行は、昨年から取引先の関係者や社員の友人などを対象に、リフォーム営業を強化しており、サイディングの張替えや住設機器の取換えなど工事部門の売上げが拡大、建材販売も好調だったことから今期(1月期)決算の売上高は前年比15%増となる見通し。

古谷社長は「今後は新築需要の減少が避けられない。リフォーム部門の売上げを伸ばし、建材販売との2本柱で業績を拡大したい」と話した。