システック 全館空調システム「コンフォート24」

空調設計から性能検証まで提供

空調ユニットから全室へ空調を行う

システック環境研究所(東京都、落合総一郎社長)の全館空調システム「コンフォート24」がこのほど、道が主催する「令和元年度北海道省エネ・新エネ大賞」の奨励賞を受賞した。

同社は、環境・エネルギー問題の調査や研究、住宅や建築物の環境測定からシミュレーション、設計支援及び研究開発に至るまで、様々な環境要素を調査・分析し、最適な技術とシステムを提案することで快適な地域環境や居住環境づくりをサポートしている。

住宅の断熱・気密性能の向上により進む省エネ化やエアコンの技術的進歩により、木造戸建住宅にも全館空調の導入が進んでいる。

奨励賞を受賞した「コンフォート24」は、家庭用高効率エアコン1台と複数台の送風用省エネ型DCファンを組み合わせた空調ユニットで全館空調を行うシステム。道内では寒冷地向けエアコンを使用し、ユニット内で適正温度の空気をつくり、住宅の気積と間取りに合わせて送風する熱源搬送分離方式を採用。

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