ダイキン工業（大阪市）は12月11日、同社が開発を進めているポータブルエアコン「Carrime（キャリミー）」について、クラウドファンディングサービス「Makuake」で募っていた支援目標を達成し、商品化が決定したと発表した。

クラウドファンディングを通じたプロジェクトで、同社として初めての商品化。11月1日から12月10日の期間に支援を募集し、プロジェクト開始から10日で目標金額を達成。最終的には目標の160％超えの約2,300万円、460人以上から支援があった。今後は、支援者の声をもとに改良し、2020年6月頃に商品化する予定。

同製品は、これまでエアコンの設置が難しかったキッチンや洗面所、ガレージなど、様々な場所に持ち運ぶことが可能なポータブルエアコン。周囲温度マイナス7℃の吹出温度を実現し、より涼しい風が遠くまで届くように、業務用エアコンにも搭載されているハニカム整流板を採用。コンパクトながら本格的な涼しさと、持ち運びしやすさ、インテリアに調和するデザインを追求した。