スティーベル ダクトレス換気システム

従来品の50%に小型化

日本スティーベル(川崎市)は、ダクトレス式の第1種熱交換換気システム「LT―50Eco」シリーズの新商品「LT―50Eco Slim(スリム)」を11月13日(水)に発売する。

外部フードは幅254㎜×121㎜、高さ203㎜で、容積は従来品(LT―50Eco)に比べ約50%小型化した。意匠性も高まり、フードの色はシルバー、ホワイト、ブラック、ブラウンの4色から選べる。

シャッターは気流を感じないよう上向きに設置。強風時などは横側のノブを使って一時的に手動で開閉できる。

構造は給排気グリル、ダクト、熱交換素子、ファンモーター、屋外フード、G3フィルターで構成され、最低で150㎜の壁厚に対応できる(道内の非防火地域の場合)。

湿度交換も同時に行う全熱式熱交換素子を採用。室内の湿度を逃がさず、乾燥しやすい冬期も部屋の湿度を保つ。ダクトが不要で壁に直接取り付けられるのも特長の一つ。原則として偶数台を設置。1台が給気を行っている間に他の1台が廃棄の役割を果たし、約70秒ごとに役割を交代する。

同社は「ダクトレス式換気システムを検討するユーザーから『小型化してほしい』との要望が多かったことが新商品開発のきっかけ」と話している。

価格(2台1セット、税別)はシャッター、スリムパネル、小型フードを含め17万5000円。

問い合わせ先は同社札幌ホームオフィス。電話080(9553)1539。