厚真町「スマート電化」を移住促進の鍵に

子育て支援住宅に初採用

胆振管内厚真町は、移住者を対象とした町営の「子育て支援住宅」に、今年度初めてスマート電化仕様を採用した。同町は移住者支援の一環として2014(平成26)年度に子育て支援住宅の建設をスタート。これまでは全戸オール電化仕様だったが、今年度は熱源や暖房・給湯設備の選定に際し、5タイプの年間光熱費を試算。最も低いスマート電化を採用した。人口減少に歯止めが掛からない同町だが、14年度以降は毎年、30歳代の移住者が10人を超え、「社会増減」はプラスが続いている。同町の住宅政策の柱でもある「子育て支援住宅」を取材した。

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