髙橋工務店 戸建注文住宅に大型パネル採用

省力化と若手育成が目的

オホーツク管内美幌町の中堅ビルダー、髙橋工務店(髙橋広明社長)は、柱、梁、断熱材、サッシなどを一体化した木造軸組用大型パネルを使った戸建住宅を北見市内に建築した。同社によると、戸建注文住宅に同様の大型パネルを採用するのはオホーツク管内では初めて。

9月2日、同社の10人の大工全員がパネルの建て込みを行った。現場を指揮・指導した同社北見支店長の髙橋忍専務は「初めて採用する工法なので、多くの大工さんに経験してもらい、今後に生かす必要があった」という。通常の軸組工法の場合、4~5人の大工が10日程度を要するところ、わずか1日で上棟した。

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