アイカ工業 早期補修を実現するコンクリート舗装補修材を発売

アイカ工業(名古屋市)は、コンクリート欠損部の早期補修を実現するコンクリート舗装補修材「ジョリシール ホールメンテセットコンクリートタイプJB-HMC」を9月2日に発売した。

一般的に、アスファルト舗装の耐用年数は約10年、コンクリート舗装は約15年とされているが、使用頻度や通行車両の重量などで劣化の速度は異なる。劣化しやすい箇所は人や車両が頻繁に通る場所が多いため、欠陥部を速やかに補修し、補修箇所を早期に開放する必要がある。

同社はMMA樹脂特有の速硬化性を活かした同製品を開発し、補修箇所の早期開放を可能にしたアスファルト下地用補修材「ジョリシール ホールメンテセットJB-HM」を2019年1月に発売したが、コンクリート舗装補修材の要望があったことから、今回コンクリート下地用補修材を開発した。
アスファルト用とコンクリート用の2タイプを展開することで、早期補修ニーズの高い集合住宅などの敷地内補修に対応する。

また、同商品は1月に発売したアスファルト下地用補修材と同様、MMA樹脂と骨材を、計量が不要なキット化で販売。天然防滑仕様のため撒き砂も不要で、敷地内の道路穴や凹みを手軽に補修することができる。

アイカ工業コンクリート舗装補修材