ALSOKがソフトバンク子会社と提携、一般家庭向けサイバーセキュリティサービス開始

綜合警備保障(東京都、以下「ALSOK」)は8月22日、ソフトバンク(東京都)の子会社であるBBソフトサービス(東京都)と提携したと発表した。

この提携により、一般家庭向け総合サイバーセキュリティサービス「SECURIE HOME Powered by Bitdefender」の取り扱いを8月22日から開始した。まず、関東一部の事業所で取り扱いを開始し、今後は全国で取り扱う予定。

同サービスは、家庭のネットワークからモバイル端末まで、セキュリティ対策を提供するもの。ハードウエア、ソフトウエア、クラウドサービスを統合した最新のセキュリティソリューションで、パソコンやスマートフォン、家庭で使用する Wi-Fi ルーター、IoT 機器、ウェブカメラ、スマート家電を含む全てのネット接続機器を、サイバー攻撃の危険から保護する。

また、ネット接続機器の機種で別々のセキュリティ対策を施す必要がなく、Windows、Mac、Android、iOS 端末用のセキュリティソフトを台数無制限で利用できるため、スマートフォンアプリで一括管理が可能。

このほか、セキュリティサービスの導入初期設定から家庭のネットワークの接続や設定などのサポートも行う。機器のテクニカルサポートだけでなく、ネット利用で発生する様々な不安やトラブル、被害に対するアドバイスなどについてもサポートする。

具体的なサービス機能としては、①脅威情報を常に最新状態を保ち、不正アクセスを防止、②家族全員の機器を専用アプリで可視化し管理、③接続するWebサイトの安全性をチェック、危険なサイトをブロックすることで、フィッシング詐欺・オンライン詐欺からの保護、④不適切サイトへの接続をブロックするフィルタリング機能や、機器の位置情報を「Google Maps」で確認できるなど、子どものネット利用を安全に管理することが可能。