国交省 2019年版の「土地白書」公表

2019年版の「土地白書」が6月21日に閣議決定され、国土交通省は概要等を公表した。

「土地白書」は、「土地基本法」第10条第1項及び第2項の規定に基づき、土地に関する動向及び政府が土地に関して講じた基本的な施策、土地に関して講じようとする基本的な施策について、毎年国会に報告しているもの。

2019年版は、平成時代の土地政策を総括し、「人生100年時代」を見据えた社会における土地・不動産活用の取組み等を取り上げ、第1部から第3部までの構成となっている。

第1部の第1章では2018年度の地価・土地取引等の動向で地価が上昇基調を強めていることや、国民の土地の資産性などに関する意識調査結果等について、第2章では平成時代の土地政策の変遷、土地・不動産市場の変化を総括し、令和時代における土地政策の展望についてまとめている。
第3章では、「人生100年時代」を見据えた高齢者の環境づくりのほか、多様な働き方等を後押しする職・育・住近接や地方移住等の土地・不動産活用に関する取り組み等について報告している。

第2部では、2018年度に政府が土地に関して講じた基本的施策について、第3部では2019年度に政府が土地に関して講じようとする基本的施策について報告している。

同白書の詳細については、国土交通省ホームページに掲載されている。