道 2018年の「住宅・土地統計調査」結果の概要を公表、北海道は総住宅数2.3%増(前回調査比)

道は6月4日、2018年の「住宅・土地統計調査」について、北海道分の結果概要を公表した。2018年10月1日時点で北海道の総住宅数は281万1100 戸で、前回の2013年調査から2.3%の増加となった。

調査結果によると、総住宅数のうち、居住世帯のある住宅数は242万2300戸で、総住宅数の86.2%を占め、「空き家」など居住世帯のない住宅は38万8800戸で、総住宅数の13.8%だった。
居住世帯のない住宅の大半を占める「空き家」は、37万7900 戸で、前回調査から2.7%減少した。
また、総住宅数に占める空き家数の割合(「空き家率」)は13.4%と、前回調査から0.7ポイント下降し、北海道の「空き家率」は全国平均(13.6%)を0.2ポイント下回っている。

住宅の建て方(居住世帯)では、「一戸建」が過去最高の125万9000戸で、居住世帯のある住宅の52.0%を占め、次いで「共同住宅」も過去最高の106万200 戸で43.8%、「長屋建」が9万4800戸で3.9%、「その他」が8400戸で0.3%だった。
また、前回調査から比べると、「一戸建」が0.5%増加、「長屋建」が6.4%減少、「共同住宅」は7.7%増加、「その他」が21.7%増加した。
住宅に占める割合は、「一戸建」が1983年をピークに低下傾向にあるのに対し、「共同住宅」は一貫して上昇し、前回調査から1.8ポイント拡大した。

北海道総住宅数グラフ2018