国交省 「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」提案募集を開始

国土交通省は5月20日、全国の空き家対策を一層加速化させるための支援制度「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」の提案募集を開始した。

対象の事業主体は地方公共団体、民間事業者等で、地方公共団体と専門家等が連携して事業を実施し、事業の成果を広く公開することとしている。

対象事業は2部門。
「人材育成と相談体制の整備部門」は、空き家に関する相談にワンストップで対応できる人材の育成と、法務、不動産、建築等の専門家等と連携した相談体制を構築する取組み等。
「共通課題の解決部門」は、空き家の発生抑制、除却、利活用等、空き家対策の高度なノウハウを要する事例について、ケーススタディとして蓄積する取組みや、全国の取組事例の情報共有を行う取組み等。

補助率は定額とし、予算枠等を踏まえ応募申請額に対して調整のうえ決定する。

応募期限は6月19日(水)で、郵送により提案書を受け付ける。
応募要領や提案書等の詳細については、同事業評価事務局のホームページに掲載している。
同事業の選定については、学識経験者等からなる評価委員会の評価を踏まえ、7月頃に決定する。

問い合わせは、同事業評価事務局まで。電話03-5205-7903。