家屋の倒壊 シロアリ一因か

胆振東部地震 被害調査で住宅の柱に蟻害確認

昨年9月に起きた胆振東部地震の後、国などの合同調査隊が行った被害調査で、被災地の倒壊した家屋の一部からシロアリの被害が確認された。蟻害が家屋の耐力を弱くしたであろうとの報告もあり、胆振管内でシロアリが見つかったこと自体が珍しいとされた。寒冷地の北海道でシロアリの生息域は北部の名寄市にまで広がりを見せている。それに伴い、シロアリの被害対策として土壌処理や防蟻処理の必要性も注目されはじめている。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。