「温水洗浄便座」等を表すシンボルマークを策定、日本工業規格に登録

日本レストルーム工業会(名古屋市)は2月20日、「温水洗浄便座」「洋式トイレ」「和式トイレ」の設置を示すシンボルマークを策定し、日本工業規格(JIS Z 8210:案内用図記号)に登録されたと発表した。

温水洗浄便座マーク
「温水洗浄便座」は、国内では住宅の約80%に普及し、パブリックトイレでも普及率が高まりつつある。

同工業会が実施した外国人を対象にしたアンケート調査で、旅行中「必ず温水洗浄便座があるトイレを使う」「できるだけ温水洗浄便座があるトイレを使う」と答えた方が8割以上に上り、「旅行中に温水洗浄便座の設置情報があると役立つ」と答えた方も9割近くに上る結果だったことから、「温水洗浄便座」設置の有無がおもてなしの新基準となると考え、シンボルマークを作成した。