国交省 建築士事務所の業務報酬基準を10年ぶりに改訂

国土交通省は、業務内容の多様化など設計等の現場の実態を反映させるため、「建築士事務所の開設者がその業務に関して請求することのできる報酬の基準(業務報酬基準)」を改訂し、1月21日に施行した。
全国9カ所で、「改正業務報酬基準説明会」を開催する。

近年、建築物の設計業務の多様化や、発注者の要求水準の高まり等に伴い、業務報酬基準の前提としている業務と現状の業務実態に乖離が生じていることから、建築士が業務に応じた適正な報酬を得ることができるよう業務報酬基準を10年ぶりに改訂した。
設計等の業務の難易度の反映方法を充実するなど、略算方法に用いる略算表を全面的に刷新し、標準業務内容を明確化している。

札幌会場の説明会は、2月26日(火)にTKP札幌駅カンファレンスセンターで開催。開催時間は14時から16時まで。定員100名。参加費無料。
参加する場合は、北海道建築士協会へ申し込みが必要。電話011-251-6076

なお、新たな報酬基準の詳しい内容や解説については、同省ホームページにも掲載している。