大工職人の高齢化 浮き彫りに

全建総連調査公表 60歳以上32%で最多、30歳未満は微増

全建総連北海道建設労働組合連合会(全建総連、工藤政志郎執行委員長)はこのほど、2018年度の賃金等生活実態調査の結果を明らかにした。このうち、常用の大工職人(回答240人)の平均年齢は49.4歳で、60歳以上が全体の32.1%を占めた。30歳未満の若年従業員は10.8%で0.2%とわずかながら、前年から上昇した。総収入額は最少141万円、最多800万円、平均354万円で前年の調査から21万円上昇した。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。