城東テクノ トイレ空間を掃除しやすく臭いの予防に「立ち上げ幅木」発売

城東テクノ(大阪府枚方市)は、トイレの床材であるクッションフロアを立ち上げて納めることで、幅木部の隙間からの尿の浸透をなくし臭い予防につなげる「立ち上げ幅木」を発売した。

立ち上げ幅木
従来の住宅用トイレは掃除がしにくく、床と壁の隙間や隅に汚れが残りがちで、それが臭いの元となっていた。特に高齢者介護に伴うトイレリフォームは、より優れた清掃性、防汚性、施工性に対するニーズの高まりが見込まれるため、「立ち上げ幅木」を開発した。

同製品はクッションフロアをR状に立ち上げて納め、尿が入り込みやすい幅木部の隙間をなくすことで臭いがこもるのを予防。また斜めにカットされた見切りや、R状に立ち上がった床は埃が溜まりにくく、掃除も容易。さらに、処理の難しい出隅・入隅専用の役物と見切り材もあわせてラインナップすることで、施工性の向上とともに隙間のないすっきりと美しい納まりを実現した。