国土交通省は10月19日、土地鑑定委員会が８月に実施した不動産鑑定士試験（論文式試験）の結果、789名が受験、そのうち117名が合格したと発表した。

受験者数は3年連続、合格者数は4年連続の増加となった。
過去４年の受験者数（合格者数）は、2014年は745(84)名、2015年は706(100)名、2016年は708(103)名、2017年が733(106)名だった。

不動産鑑定士試験は、必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定するもので、土地鑑定委員会が短答式及び論文式により行う。合格者は実務修習を受講し、すべての課程を修了した後、国土交通省から不動産鑑定士の登録を受ける。