道営住宅272戸、被災者に無償提供

道はこのほど、胆振東部地震の被災者支援の一環として、住宅困窮者に対する道営住宅への入居受け入れを決めた。最大震度7を記録した胆振管内厚真町、安平町、むかわ町の被災地に近い苫小牧市などの道営住宅272戸を無償で提供する。
入居対象者は今回の地震や、これに伴う火災などで住宅が倒壊、損傷し、罹災証明書などの交付を受けた人。使用期限は3ヵ月以内で、状況に応じ3ヵ月単位で最長1年間まで延長できる。住宅使用料、敷金は免除。光熱水費、共益費、自治会費は入居者が負担する。連帯保証人は不要。
道営住宅の提供可能戸数の内訳は次の通り(数字は戸数)。
▽胆振=室蘭市114、苫小牧市92、登別市17、伊達市6▽日高=新ひだか町1、浦河町5▽石狩=札幌市23、江別市8、恵庭1、石狩市4、千歳市1