カラマツ材の内部（コア）までしっかりと乾燥し、割れやねじれの少ない心持ち無垢材を生産する乾燥技術「コアドライ」。これまでは３・５寸角の柱材に限られていたが、技術的課題を克服し、新たに正角材と平角材がラインアップに加わった。（地独）北海道立総合研究機構林産試験場の斎藤直人企業支援部長は「横架材が加わることで建物全体にコアドライを使用できるようになり、今まで以上に魅力を伝えることができる」と力を込める。コアドライのこれまでと、これからの展望について話を聞いた。