とかちの木に触れる 木育イベントに家族連れ400人

無印良品ハピオ木野店(十勝管内音更町)では10月4日、木育イベント「木のこと、森のこと~とかちの木に触れて、つながるワークショップ~」が開催された。同店と十勝木育マイスターや十勝のHOKKAIDO WOODメンバー、十勝総合振興局などが協力し実施した。

同店ではこれまでも地域と連携したイベントを企画しており、担当者は「十勝木育マイスターと当社スタッフが、木や森と親和性のある空間で木育イベントを実施しようと考えた」と話す。木育をテーマとしたイベントは今回が初めてで、店舗の内外にブースを設け、「とかちの木に触れる」をテーマにワークショップや物販などを展開。午前10時の開場から家族連れを中心に多くの来場者でにぎわった。
担当者によると、ブースへの来場者は約400人、当日の店舗利用者は約1200人に上り、「集計では把握できないが、実際に店内を訪れた人はもっと多かったのでは」と盛況ぶりを振り返った。

出展は、十勝管内の企業や団体による7ブースで、岡本建設(幕別町)、池田建設工業(芽室町)、ラポラ(足寄町)・tetote(同町)、KOYAKE、社会福祉法人厚生協会わかふじ寮(新得町)、わくっとニッタ(幕別町)、十勝総合振興局林務課が参加。木製スツールづくりやピーナッツ殻の焚付製作、バードコールや「木ぃホルダー」、木の時計づくりなどのワークショップのほか、ミニ家づくり体験や木のおもちゃで遊べるコーナーも設けられた。

同店の担当者は「当日飛び入り参加の方も多く、楽しんでもらえた実感がある」と話した。十勝木育マイスターで池田建設工業の山添大地氏も「次回に生かせる課題も見つかったので、今後も継続して開催していきたい」と語った。