子育てグリーン住宅支援事業 賃貸新築のスケジュール延長

住宅省エネ2025キャンペーンの「子育てグリーン住宅支援事業」は10月7日、同事業の「賃貸住宅の新築(長期優良住宅またはZEH水準住宅)」について、一部事業スケジュールを延長した。

交付申請期間が他の区分に比べ短かったことを踏まえ、交付申請以降の各期限を見直したもの。

対象は「賃貸住宅の新築」に限られる。ただし、すでに交付申請の受付を終えた「GX志向型住宅」は延長の対象外。延長に伴う「住宅省エネポータル(子育てグリーン専用ポータル)」の修正は順次行う予定。

新しいスケジュールでは、事前相談の受付期間は「2025年10月31日まで」から「12月31日まで」に2ヵ月間延長。
交付申請の受付期間は、従来の「25年12月31日まで」から「26年2月16日まで」と約1ヵ月半延長された。交付申請を行うには、期限までに事前相談を完了しておく必要がある他、提出書類の不備が訂正期限内に修正されない場合は、交付申請が却下される場合もある。

不備訂正期限と一定以上の出来高報告期間は「26年3月16日まで」となり約1ヵ月半の延長となった。
補助金の交付時期は、従来の「26年3月末頃または完了報告の審査完了のいずれか早い方」から「26年4月末頃または完了報告の審査完了のいずれか早い方」に変更された。事業者登録期と完了報告期間については変更はない。

なお、補助対象となる賃貸住宅は、同事業ホームページ上での「子育てグリーン『賃貸』住宅」としての公表から少なくとも3ヵ月間は、子育て世帯か若者夫婦世帯との賃貸借契約に限られる。この期間にその他の世帯と契約した場合は、交付決定の取り消し対象となる。