「地域ブランド調査2025」函館市が2年連続で1位
ブランド総合研究所(東京都)は10月6日、第20回「地域ブランド調査2025」の結果を発表した。全国で最も魅力的と評価された都道府県は、北海道が17年連続でトップだった。次いで京都府が2位、沖縄県が3位で、1〜3位までの顔ぶれは昨年と同じだった。
市区町村の魅力度では函館市が2年連続で1位になった。札幌市が2位、京都市が3位で、1〜3位まで昨年と変わらなかった。次いで昨年5位だった小樽市が4位にランクアップした。この他、道内は富良野市が8位でベスト10に入った。
魅力度以外を見ると、北海道は観光意欲度と認知度がそれぞれ1位、情報接触度は2位、居住意欲度は3位だった。市町村では、観光意欲度で1位札幌市、2位函館市、3位小樽市と上位を独占した。認知度と情報接触度はいずれも札幌市が4位、居住意欲度は5位に札幌市がランクインした。
同調査は国内1000の市区町村および47都道府県について、認知度や魅力度、イメージなど全90項目について消費者の評価で行う。インターネット通じて得た全国の消費者3万3449人の有効回答をもとに20代から70代の人口にあわせて集計・分析した。2006年から毎年実施しており、今年が20回目(都道府県は2009年からで17回目)。
