おぴにおん【住宅産業の視軸】

既存住宅ストックは「重荷」か「財産」か

長く道外で暮らしていた知人が札幌市郊外の実家を建て替えて、一人住まいだった母親と同居することになった。1970~80年代に宅地化が進んだ地域で、近所には築40年以上の古家が数多く残っている。その住人のほとんどは高齢の夫婦、または高齢の親と高齢の子が同居している「老々」世帯だという。空き家も年々増えていて、取り壊されて新しい家が建つより、何年もそのままになっている所の方が多いようだ。

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