【特集】一部屋断熱の可能性④
礼文町が一部屋断熱の補助制度
2024/10/15
礼文町副町長の今野 直樹氏が「礼文町高齢者ひと部屋断熱改修補助金」について説明した。
同町の今年3月末現在の世帯数は、約1200世帯。そのうち、高齢者の独居世帯は約200世帯、高齢者夫婦だけの世帯も約200世帯あり、合わせると全世帯数の3分の1の約400世帯が高齢者世帯になることから、高齢者の健康寿命を延ばすための取り組みのひとつとして一部屋断熱改修の検討をスタートした。
同町には従来から、住宅改修、新築に対する助成金の制度があったが、定住支援や子育て支援を主目的としており、工事費が500万円を超える新築または改修工事を対象としていた。
高齢者の住環境の改善に活用するには「家全体の断熱改修・工事は多額の工事費がかかり高齢者の経済的負担が大きい」と今野氏。そのため、高齢者を対象とした新たな補助金の創設に至ったと説明した。
実証を行ったモデル住宅の結果から、居間一室だけでも暖めると家全体の温度の改善効果は大きいという確証のもとで、礼文町の高齢者の健康寿命を伸ばすための施策として、今年度から「礼文町高齢者ひと部屋断熱改修補助金制度」がスタートした。
