【特集】一部屋断熱の可能性③

居間の一日の平均室温2.4度上昇

「住環境の性能と健康との関係」と題して、(一財)住宅・建築SDGs推進センター理事長の伊香賀俊治氏が講演。
寒い家が住人の健康に及ぼす影響について知見を紹介するとともに、礼文町内で実際に一部屋断熱改修を行ったモデル住宅の、改修後1年調査の結果を発表した。

■病は家から?

伊香賀氏はまず、2014年から国土交通省の助成で行っている「スマートウェルネス住宅等推進調査事業」について説明。断熱改修の前後で住人の⾎圧や活動量など健康への影響を検証した調査結果を紹介した。
寒さが与える影響として、18度未満の室温では、高齢者ほど、さらに女性ほど大きく血圧が上昇し、室温が不安定な住宅ほど一日の中での血圧の変動が大きくなった。

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