住団連 低層住宅の労災発生状況
内部造作工事の労災急増
2024/9/30
(一社)住宅生産団体連合会(住団連)はこのほど、2023年の低層住宅の労働災害発生状況を公表した。住団連の構成団体に所属する201社にアンケート調査を実施し、労働災害が発生した状況や原因などを集計、分析した。201社による完工棟数は新築が11万8512棟(前年比20.0%増)、増改築・リフォームが29万5566棟(同10.8%減)、解体は9093棟(8.4%減)。
労働災害発生件数は379件で、前年より53件(16.3%)増加した。工事別にみると、新築工事が348件(前年比54件増)。次いで増改築・リフォーム工事が24件(同2件減)。解体工事は7件(1件増)だった。