長期優良住宅化でアパート再生

札都住宅流通と常口アトムが新規事業

中古住宅の長期優良住宅化リフォームを得意とする札都住宅流通(札幌市)と道内不動産大手の常口アトム(同)は、築古で収益力が低下した既存木造アパートを長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金を活用して高収益物件に再生する事業を協働でスタートした。新築の6~7割ほどの建築コストで通常の新築以上に建物を高性能化し、補助金でさらに初期費用の負担を減らして利回りを高める。建築資材価格の高騰により新築アパートの建築コストが右肩上がりのいま、アパートオーナーの新たな選択肢として注目を集めそうだ。

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