10月の新設住宅着工戸数 道内は分譲MSの着工重なり16%増

10月の全国の新設住宅着工戸数は7万1769戸(前年同月比6.3%減)。5ヵ月連続で前年同月を下回った。

このうち持家は1万8078戸(同17.2%減)。23ヵ月連続で前年同月を下回った。
貸家は3万1671戸(1.0%減)。3ヵ月連続で前年同月を下回った。
分譲住宅は2万1582戸(1.2%減)で5ヵ月続けて前年同月を下回った。分譲住宅のうちマンションは1万174戸(9.4%増)と4ヵ月ぶりに前年同月を上回った一方、一戸建は1万1368戸(8.8%減)と12ヵ月連続で前年同月を下回った。

道内の新設住宅着工戸数は3091戸(16.3%増)。大規模分譲マンションの着工が重なったことと貸家の好調が要因となり、4ヵ月ぶりに前年同月を上回った。

持家は626戸(33.1%減)と大幅に前年同月を下回り、3ヵ月連続の前年同月比減となった。
貸家は1611戸(25.1%増)で2ヵ月連続で前年同月を上回った。
分譲住宅は801戸(102.3%増)と大幅に前年同月を上回り、4ヵ月ぶりの前年同月比増となった。そのうち、一戸建は143戸(51.5%減)と11ヵ月連続で前年同月を下回った一方、マンションは658戸(578.4%増)と2ヵ月連続で前年同月比増。前年を大きく上回り、全体を押し上げた。