国土交通省は11月14日、一人親方の実態を把握するため、初めてのウェブアンケートを開始した。回答期限は12月18日（月）午後5時まで。

社会保険の加入など規制逃れを目的とした一人親方問題の実態を、技能者側から把握し、調査結果をもとに今後の一人親方に関する取組みを検討する基礎資料の作成を目的とする。対象は建設業の一人親方で、従業員を雇用していない個人事業主。

設問は以下の通り。
①回答者自身について
基本情報(年齢、経験年数、主な業種、等) 、直近年度の実績(完成工事高、特定企業への専属性)
②社会保険等の加入状況について
・労災保険特別加入の有無、CCUSの登録の有無、等
③現場の労働環境や条件について
・直近一現場の種類、働き方自己診断チェックリストに沿った働き方の実態の確認
④希望する就業形態について
・将来的に希望する就業形態について(一人親方、雇用労働者、等)、建設企業から雇用される旨の誘いの有無
⑤一人親方等に関する国の政策について
・働き方自己診断チェックリストの認知度、活用状況、社会保険の加入に関する下請指導ガイドラインの認知度、(ガイドラインで示される)一人親方の基本的な姿と自身との比較、国交省に求める取組み

問い合わせ先は同アンケート事務局（日本アプライドリサーチ研究所）。
電話0120（202）504。

アンケートページ URLはこちら
https://www.ari.co.jp/hitorioyakata/chousa/