RCハウジングが民再法申請

3月末時点の負債総額46億円

鉄筋コンクリート住宅のRCハウジング(愛知県豊橋市)は5月31日、名古屋地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。

同社は1994年設立。名古屋、豊橋のほか、札幌や沖縄にも営業拠点を設け、狭小地にRC造3階建の建売住宅を建設、販売していた。

道内では札幌市を中心に、この数年は年間100戸前後のRC造建売住宅を販売していたとみられる。

帝国データバンクによると、17年3月期の売上高は116億2795万円を計上していたが、ここ数年は大手ハウスメーカーとの競合などから販売戸数が伸び悩み、在庫過多による値引き販売もあって資金繰りが悪化していた。17年3月期時点の負債額は約46億5000万円だが、その後変動する可能性もある。