〈企画特集〉 カワムラ(旭川市)のリノベーション工事で実証

劣化せず 30年後のタイベック?

カワムラの鈴木本部長

築30年の戸建住宅を解体したら、タイベックがほとんど劣化していなかった――。住宅の新築工事に欠かせない透湿・防水シートの代名詞ともいえるタイベック。その高い耐久性が旭川市内のリノベーション工事で実証された。
施工したのは、約30年前からタイベックを標準採用しているカワムラ(旭川市)。同社は住宅建築業を始めた約40年前から断熱・気密性の向上に取り組んできた。高性能住宅へのこだわりが劣化防止につながったといえる。今後、全道的に外壁材の張替え工事が増えるにつれて、タイムスリップしたタイベックに出会える機会も増えそうだ。

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