アース21が定時総会を開催

離職対策テーマに講演と討議

二日間のうちに活発な交流が行われた

地域に根差した工務店グループ、アース21(菊澤里志会長)は4月16、17の両日、2024年度定時総会を開催した。
16日の総会では23年度活動報告、決算報告、会計監査報告および24年度の活動計画案、収支予算案をいずれも賛成多数で承認した。
菊澤会長は24年度基本方針のなかで、工務店ならではの武器や価値とは何なのかをより一層考える必要があると述べ、グループ討議や意見交換を重視した例会の必要性を強調。「例えば、準会員と専門工事に関する勉強会を企画したり、SNS対策の勉強会を行ったり、学ぶことはたくさんある」と会場に呼び掛けた。
そのほか、活動計画案のなかで、橋本和幸雑誌委員長から同会刊行の情報雑誌「北海道の家づくりの現場から」について、24年度は紙媒体をやめデジタル版とすることが示された。橋本氏は「時代の流れに対応するための新しい試み」と説明した。

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