「コロナエコ暖システム12.0」9月発売

寒冷地対応ヒートポンプ式温水暖房機

室外ユニット

暖房機器、住宅設備機器等の製造、販売のコロナ(新潟県三条市)は、ヒートポンプ式温水床暖房機「コロナエコ暖システム12.0」を9月上旬より発売する。
定格温水出力は12.0kWで、寒冷地の1、2地域にも対応。外気温度マイナス10度時の適応畳数は65畳となる。凍結防止ヒーターも搭載し、外気温マイナス25度まで対応。
床暖房、温水ルームヒーター、パネルコンベクター、ラジエーターなどさまざまな暖房端末が接続できるほか、ロードヒーティングにも接続できる(暖房端末との同時接続は不可)。
省エネ性能を示す安定時COPは4.39で、ガス式温水床暖房と比べたランニングコストは約35%低減(同社調べ)し、CO2排出量は約15%削減(同)する。
また、同製品は2台の室外機で構成されており、交互に除霜運転を行うことで除霜中の温水温度の低下を抑制する。
希望小売価格(税込)は、室外ユニット+循環ポンプユニットで、密閉配管式が97万9000円、半密閉配管式が95万7000円。
なお、運転には別売のリモコン(RFC-C01)が必要となる。システムのON・OFFのほか、床暖房は4系統まで制御が可能で、各接続について2パターンのタイマー運転が設定できる。税込3万3000円。
問い合わせ先は同社札幌支店。電話011(864)0440。