コンピュータシステム研究所（CST、東京都）は7月5日、「現場トレーナー Windows版」を発売した。
3Dのバーチャル建築現場内で施工管理を体験学習するソフトウェア。
現場で起こりうる問題を体験したり、クイズ形式の設問に答えることで施工管理における問題発見能力「気づくちから」を養う。
ゲームライクなUI（ユーザーインターフェース）で、主人公のアバターを操作してバーチャル現場内を探索し、発生する60問のクイズを解決しながら進んでいく。
バーチャル現場はS造とRC造で4ステージが用意されている。

また、テキスト問題や画像問題が出題されるドリル240問を搭載。バーチャル現場での経験をイメージしながら回答することで座学だけでは得られない現場感覚を身に着け、実践的な知識を習得できる。ステージ、ドリルは随時追加の予定。
また、受講者の学習進捗状況のチェックやレポート出力、進捗が遅れている受講者への実施を促すメールの送信、ユーザー別の受講コンテンツ設定やスケジューリングなど教育担当者を補助するユーザー管理機能も搭載。
そのほか、ユーザーの独自コンテンツの制作支援も行い、オリジナルの教育コンテンツを追加できる。ルールや法令が変わった場合も差分だけのアップデートで対応が可能となっている。

税込価格は、1年間のサブスクリプション契約で27万5000円。
問い合わせ先は同社札幌営業所。電話011（209）2881。