【緊急アンケート】大手・中堅20社に聞いた注文住宅市況

半数が「回復の見通し立たず」

道内の戸建注文住宅市場は長引く低迷状態から脱する気配がまったく感じられないまま下期に入った。持家の新設着工戸数は19ヵ月連続で前年同月を下回り、今年の年間着工戸数は、63年ぶりに1万戸に届かなかった前年をさらに割り込む可能性が高い。この記録的な持家不況はいつまで続くのか。北海道住宅通信社は札幌圏で戸建注文住宅を販売する大手・中堅住宅会社24社を対象に受注状況等に関する緊急アンケート調査を行い20社から回答を得た。1~5月の受注戸数、新規集客数ともに半数以上が前年同期を下回ったと回答するなど、厳しい市場模様を浮き彫りにする内容となった。(調査期間=6月20日~6月30日)

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