三和シヤッター工業（東京都）は5月29日、耐風圧性能800パスカルの耐風軽量シャッター「耐風ガードLS」を発売した。
近年の台風による被害の激甚化を背景に、台風対策が重要視されていることから、強風時にシャッターカーテンがガイドレールから外れる被害に対し、耐風圧性能を高めた耐風ガードLSを開発した。

従来品はシャッターカーテンの両端に可動式の耐風フックがあり、ロックすることで耐風圧性能を確保していたが、耐風ガードLSは端部をフック形状とすることでガイドレールからシャッターカーテンが抜け出すことを防ぐ機構とした。
これにより、ロック操作を行うことなく開口幅3.7mまで正圧・負圧ともに耐風圧性能800パスカルを実現。利便性を向上させ、ロック操作ができない外出中や夜間の急な強風にも対応できるようになった。

また、シャッターカーテンの軽量化により手動開閉操作性を向上し、省資源化による環境負荷の低減も図った。
スラットカラーはカラー鋼板5色、高耐食カラー鋼板2色の全7色。建物の外観や街並みに調和する落ち着いた色をラインアップした。
開口幅は手動式が700～3700㎜、電動式は1200～3700㎜。開口高さはどちらも1500～4000㎜。参考価格（税込）は開口幅3700㎜、開口高さ2500㎜で28万6000円。
問い合わせ先は同社市場開発課。電話011（233）3011。