国土交通省は4月28日、2023年度地域型住宅グリーン化事業のグループ募集を開始した。今年度からの大きな変更点として、こどもエコすまい支援事業の補助金とグリーン化事業の加算を組み合わせて最大140万円の補助が受けられる「こどもエコ活用タイプ」が選択できるようになった。

地域型住宅グリーン化事業は、地域の中小住宅会社、建材流通事業者、木材関連事業者などがグループを組み、資材供給、設計、施工などの共通ルールを作って連携しながら良質な住宅の供給や地域材の活用に努める取組みを補助金で支援する。

補助対象となる住宅は「長寿命型」の認定長期優良住宅と「ゼロ・エネルギー住宅型」のZEH、Nearly ZEH、ZEH Oriented、認定低炭素住宅。ZEH水準の省エネ性能に満たない住宅や、ZEHが満たすべき構造安全性が担保されない耐震等級1の住宅などは対象外となった。