政府は昨年12月23日、2023年度税制改正大綱を閣議決定した。住宅関連では、長寿命化工事を行ったマンションに対する固定資産税減額の特例措置の創設や、空き家の譲渡所得の特別控除の延長・拡充などが盛り込まれた。

新たに創設された制度は、一定の要件を満たすマンションにおいて長寿命化に資する大規模修繕工事が実施された場合に、マンションの区分所有者に対して翌年度の固定資産税を減額する。