大建工業「トリニティ」新シリーズ発売

マンションのリフォーム・リノベ専用床材

施工イメージ

大建工業(大阪市)はこのほど、マンションのリフォームやリノベーション専用の床材「トリニティオトユカ45リフォーム・リノベ専用」を発売した。
無垢材のような意匠性に定評がある化粧シート床材「Trinity(トリニティ)」の新シリーズで、防音機能の「オトユカタイプ」を組み合わせた。

トリニティはこれまで新築住宅を主な対象にしてきたが、マンションにも使いたいとの要望が多かったことから開発に踏み切ったという。ただし、現場によって施工環境が大きく異なる新築マンションでは使用できず、リフォームとリノベーションに用途を限定している。

集合住宅に求められる防音性能を備え、軽量床衝撃音低減性能 ΔLL(I)―4(日本建築学会遮音性能基準の軽量床衝撃音1級)をクリア。既存のマンション用オトユカには基材に外国産のラワン合板を使用していたが、環境に配慮し、新たにMDF基材を開発した。また、同社の三重工場に「トリニティオトユカ45」専用の製造ラインを増設した。

継ぎ目まで美しい立体感のある仕上がりは、特殊強化フィルムを木口面に巻き込む新技術によるもので、この技術は特許を取得している。表面は傷に強く、ワックス掛けも不要だ。

メープル柄やオーク柄など樹種を模した全8柄を取り揃えている。サイズは幅144㎜、長さ905㎜、厚さ11.5㎜。
価格(税別)は、24枚入りの1ケースで6万2800円。
問い合わせ先は同社札幌ショールーム。
電話011(207)4440。