LIXIL（東京都）は、スマホを持っているだけで施錠と解錠ができるスマートロックシステム「FamiLock（ファミロック）」を搭載する商品を拡充し、11月1日から発売した。

新搭載の玄関ドアシリーズは三つ。ドア厚60㎜で日本トップクラスの断熱性能を持つ「グランデル2」。断熱性能が高く、デザインのバリエーションが豊富な「ジエスタ2」。また、1日で既存のドアを新しいドアに交換できる「リシェント玄関ドア3」の高断熱仕様と断熱仕様に搭載し、リフォームにも対応する。

同社は、こうした断熱性能の高いさまざまなドアの高性能化を推進し、脱炭素社会の実現に貢献していくとする。

FamiLockは、専用アプリ「My Entrance（マイエントランス）」をスマートフォンにインストール。Bluetooth通信によって、スマートフォンをバッグやポケットに入れたままでも、ドアのボタンを押すだけでカギの施錠と解錠が可能。Bluetoothの通信エリア内であれば、アプリ画面上での操作もできる。

スマートフォンを使用して施解錠を行うとアプリに操作履歴が残るので、カギの締め忘れが不安になった時も履歴を確認できて安心。さらに、家族がスマートフォンで施解錠した場合にメールで知らせる設定にすれば、子どもの帰宅などを確認できる。

また、スマートフォンだけでなくリモコンキー、カードキー、タグキー、手動キーの5種類から、家族それぞれが好きなカギを選択できる。
問い合わせ先は同社ショールーム札幌。
電話0570（783）632。